「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
ANZUCCI WOOD WORKS
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2012年06月12日
[ 16:20 ] [ 05.講習・研修 ]

最近、京都鴨川建築塾という、毎月一回の勉強会に通っています。
午前中フィールドワーク、午後座学というみっちりと内容の濃い一日。
 
201206kamogawa1.JPG
 
     201206kamogawa2.JPG
 
201206kamogawa3.JPG
 
     201206kamogawa4.JPG
 
1回目のフィールドワークは、古い町屋を2件見せていただきました。
住まい手の方にもいろいろ説明いただきました。
建物の魅力はもちろんですが、その建物を活かすための暮らし方、使い方が
いかに大切かということを改めて教えていただいた気がします。
 
午後は木構造の第一人者、山辺豊彦先生の講義。
大変分かりやすい講義内容でした。yy
   
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2012年05月11日
[ 10:03 ] [ 05.講習・研修 ]

少し前に、中村好文さんの講演会に行ってきました。
  
雑誌『住む』にもよく出ておられる住宅設計では有名な方。
建築家だからといって強い個性やデザインに走った作品や、特別なものをつくるのではなく、素材や着心地にこだわった普段着のように、住まい手に寄り添う『普通』の家をつくるという考え方には、すまい手としてもつくり手としても大変共感でき、前からファンでした。
いえづくりの仕事を楽しく丁寧にされている姿勢が伝わってきます。
  
201204koubun.JPG
   
最近の著書、『普通の住宅、普通の別荘』にサインをいただきました。
参加者からたくさんの質問がでるような工夫もされていて、何十個もの質問にも
ひとつひとつ丁寧に答えて下さり、とても実のある時間でした。yy
 
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2011年12月12日
[ 09:49 ] [ 05.講習・研修 ]

チルチンびとの研修で、地域主義工務店の会員の住まい工房さんの見学に行きました。
 
201112sumai1.JPG
 
201112sumai2.JPG
  
新しくできたギャラリーと、完成物件、工事中物件を
ゆっくりと見せていただきました。
軸組をいかした落ち着いた住まいづくりと、モダンな家づくり、
いろんな事をしておられました。
ありがとうございました。
 
おまけ
 
201112sumai3.JPG
  
帰りのインターチェンジでお買い物。
おあげさん、真イカ沖漬け、糠イワシ、メカブ。
呑兵衛じゃないのに、なぜかお酒のあてばかり。。yy
  
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2008年06月17日
[ 13:38 ] [ 05.講習・研修 ]

香川 六車工務店の作業場見学
 
08060701touryouroku.JPG
構造材を4寸、5寸、6寸の3種の正方形断面に集約し、
すべてに背割をいれ自社にて乾燥保存。
 
08060702zaikoroku.JPG
地面から90センチまでは乾燥しないので、時々積み替える
 
08060703kizamiroku.JPG
墨付けは若い大工が行い、手刻み加工を熟練者が行うことで、チェックや修正をする。
また、最初に模型をつくることで間違いを防ぐことができるとのこと。
 
08060704itazuroku.JPG
板図(大工の図面)
誰が見ても分かるように、細部の納まりにいたるまで情報はすべてここに書き込む。
 
大工技術や木材の使い方、設計手法、若齢木活用の際の注意点、
人材育成などについて、丁寧な説明をうけました。
六車工務店は数年前に京都で建築の勉強会でお話をうかがって以来、その真摯な仕事と人柄に
すっかりファンになってしまい、個人的には2度目の視察。
 
このあと実際の施工例を案内してくださいました。
その模様は「四国 森林活用研修 その3」で紹介します。
 
おまけ
研修から帰ると家のアジサイが咲いておでむかえ♪
KC3A0062.jpg
墨田の花火 yy

2008年06月10日
[ 10:58 ] [ 05.講習・研修 ]

080607tataki1.jpg

森林活用の先進地の森と家づくりを学ぶ為、
安曇川流域・森と家づくりの会で、香川・高知に2日間行ってきました。
六車工務店の工場や物件、嶺北木材市場、嶺北の森林、木と人・出会い館
をまわり、四国の森と家づくりの活動と実情を学ぶ、大変有意義な研修でした。
ひとつひとつの内容が濃いので、詳細はブログで順番に紹介していきたいと思います。
 
上の写真は高知の鰹の塩たたき
たっぷりのネギ、玉ねぎ、ニンニク、山葵を鰹に乗せ、すだちをしぼり、塩をふっていただく。
高知ではさわち料理といって、たっぷりのにんにくと新鮮な魚、そしてお酒を呑んで楽しみます。
今回は研修中なのでもちろんお酒なし。でもおいしい!!香りもハリも違います。
ちなみにそのお店にはこんな方がおられました。。
 
080607tataki2.jpg 080607tataki3.jpg
 
景気よさそうですね。うらやましい限り。
携帯の待ち受け画面にしたら宝くじあたるかもですよ。yy


2007年10月11日
[ 17:04 ] [ 05.講習・研修 ]

 6日の日曜日に岐阜県関市で『削ろう会』が行われました。
削ろう会は、大工道具である台鉋を使って、できるだけ薄く、できるだけ幅広く、できるだけ長い鉋屑をだそうという会です。その薄さはミクロン単位(1ミクロン=1/1000mm)。向うが透けるほどの薄さです。
 今回は、大工さん5人が参加しました。
何日も前から鉋の台を直し、ひたすら刃を研いで、顕微鏡で刃の研ぎ具合を見ていました。
まさか顕微鏡を使うとは・・・ビックリ!
刃こぼれが無いか見るのだそうです。。。
  
     削ろう会07-10.JPG 削ろう会Tシャツを着た大工Mさん

     削ろう会07-10-2.JPG 整えられた鉋たち
 
この頃はプレカットや電動工具の発達で、昔ながらの手道具を使える大工が少なくなっているようです。
当社でも、鉋がけをすることは少ないそうです。
この削ろう会では、自分の腕が全国でどのくらいのレベルか知るのに良い機会だと言っていました。
趣味で来ている人や外国の人もいるそうです。
参加の5人の成績は・・・・8ミクロン~9ミクロンくらいだそうです。
これは中くらいの成績のようで、次は5ミクロンを目指すとはりきっていました。
 日本の伝統を守っていくという意味でも、これからも頑張ってもらいたいと思います。m
 
 
      興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。見学も出来ます。
 ↓↓↓ 応援のポチッをお願いします。
      

2007年04月23日
[ 16:57 ] [ 05.講習・研修 ]

安曇川流域・森と家づくりの会『こだわりの家完成見学会』に行ってきました。
 
     07.4.23-1.jpg
 
入ってすぐの和室です。床の間みたいに大きなスペースが取れなくても、ちょっとした間をとることでその空間が華やかになります。
  
     07.4.23-2.jpg
  
お施主様が自ら切り倒した木を大黒柱とし、小屋組みも松丸太を使用し、全て県内産の材料を使っているということです。
木組みをそのまま見せているので、見上げると大迫力です。
 
     07.4.23-3.jpg 外観です。
   
庭もきれいに整えてあり、季節ごとの花や緑が楽しみです。
建物外壁は、1階部分杉板縦張り目板打ち柿渋塗り、2階部分ラスモルタル塗り吹付け仕上です。
 
 今回の見学会のお家は、材料にかなりこだわったということで、節が無く、きれいな材料ばかりでしたので、シンプルで落ち着きのある空間に仕上がっていました。ところどころにお施主様の思いと、設計者の思いが表れていて、気持ちの良い家です。
 こういう住まいで自然と自然素材に触れて、健康的な暮らしができると良いと思います。 m

2006年10月17日
[ 17:37 ] [ 05.講習・研修 ]

DSC00248伊香弥吉.JPG

はじめまして、設計部の小野と申します。遅れましたが今回よりブログに参加いたします。どうぞ宜しくお願い致します。
さて、先日10月15日(日)に、余呉小劇場・弥吉という古民家を修復した会場にて行われた、「湖北の古民家を訪ねる」というセミナーに行って来ました。今回は、岐阜女子大学名誉教授 吉見静子先生による、”湖北の民家の類型と分布について”のお話でした。
写真は、会場に使われた古民家の天井で、曲がりくねった木材を、見事に使った梁の様子です。先人の大工のすばらしい技に感動しました。T.O

株式会社安土建築工房