先月より築180年の旧家の改修工事をさせていただいています。 和室の床下地を改修するのに 古い床をめくりました。 何度も直した跡や以前どこかに使われていたであろう 柱や梁が再利用されているのが見れました。 そのときの写真が無くて申し訳ないですが、坂田工務店さんがその写真を公開しているので そちらで見られます。 →こちら5月14日のブログ たいぶ古く、虫が食っていたり 湿気ていたりする材料を新しくし、使えるものはそのまま使い 床を伏せました。 そのままの材料と新しい材料が色でわかります。 畳を入れて完成。 有名な小堀遠州のお弟子さんがされたというお庭です。 刈り込む前のお庭 春から一気に茂っていた庭もきれいスッキリ。 滝の流れを表現した中に 鯉が登っている様子がみられます。 この写真では見にくいですが・・・ もうすぐ夏です。夏は夏の表情を、秋は秋の表情を、と いろいろな表情を見せてくれるでしょう。 楽しみですね。 この旧家は180年もの間、それぞれの当主が大事に住み継いできた家です。 現在のお施主さんも 物を大事にし、自分で直せるところは直し、次の世代へ繋いでいく。 この頃は、そういうことが無くなり みんながみんな新しい家を建てる時代です。 100年も200年も住み継がれる家は、建てる側としてあこがれる住み方だと思います。 これからも住み継いでいって頂きたいです。 改修工事はまだ続きます。追って報告をしていきたいと思います。m
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