「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
ANZUCCI WOOD WORKS
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2007年06月05日
[ 14:56 ] [ 05.築180年の古民家 ]

築180年の家の改修工事です。次は屋根を直します。
古い瓦をめくり 土をとり、下地を補強して 新たに瓦調の金属屋根に葺き替えます。
その様子をお伝えします。
まずは瓦をめくるところから。。きのうは天気がよく日差しが暑かった・・・
前がお庭になっていて手荒な仕事はできないので、手渡しで、手下ろししました。
DSCN9620.JPG
 
瓦を全部おろしたら、次は土をどのう袋につめて下ろします。
あまりつめ過ぎると重くて持てません。
yane2.JPG
 
土をとると 杉皮が見えてきます。
杉皮も1枚1枚はがし、袋につめて 下ろしました。
yane5.JPG
 
杉皮の下は 屋根の下地板です。
薄い板でしたので、気をつけて垂木(板の下地になる45×65mmくらいの木材)のあるところを歩きました。
きれいに掃除をして、解体終了。
yane3.JPG
 
さて、次はこの上に補強をします。
yane4.JPG
 
新たに板を張るために桟を打ちます。
もみじの隙間から 高屋根と青空が映えます。
DSCN9631.JPG
 
畳の下に張るのと同じ 15mm厚の杉板を張ります。
DSCN9634.JPG

今日の作業はこれで終了。後は屋根屋さんが葺いてくれるのを待ちます。
雨が降っても大丈夫なようにシートで養生をしておきました。
朝から 大工4人、解体業者2人と私で作業をして、天気が良過ぎたので、みんな汗ダクでした。
普段デスクワークの私は 帰りにはフラフラで、今日は激しい筋肉痛に襲われ、動きがぎこちないありさま。情けないです。。。。
とにかく、屋根が軽くなって、補強もしたので丈夫な屋根になりました。 m

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