先月18日に無事に棟を上げた現場の紹介です。 9月も半ばだというのに真夏のような暑さで、大工さんも真っ黒になりながらの上棟でした。 このお家は、滋賀県の伝統的な作りになっていて、以前ブログでも紹介した丸太の地棟が使われています。大工が墨付けをし手で刻んだ材料です。 それから、最近は廻りに足場を組んでから組立てをしていましたが、今回は足場がありません。 なので、作業的には危険を伴います。そこで、落下防止の為の防護ネットが張られています。 見た目には迫力があって見ごたえがあると思います。 前日の17日から組み始めました。 長く伸びているのが通し柱です。 短い柱は管柱。県の柱100本プレゼントでいただいたものです。 クレーンで部材を吊って、大工が組み建てていきます。 これが丸太の地棟。長いので吊っていても立派です。 墨付けをした大工が丸太をかけやで叩いているところ。 大分、組みあがりました。初日はここまでです。 柱以外の梁や構造材も滋賀県産の材料を使っています。 2日目も晴天の中、無事棟が上がり、屋根が伏せられました。 なかなかの存在感です。 これは2階屋根の出桁の腕木です。唐草模様が入っています。 これで棟上完了。 この後は、竹小舞を編んで土壁を塗ります。 この頃は少なくなった土壁。出来上がるのが楽しみです。 また、12月はじめ頃 見学会を計画していますので楽しみにしていてください。 ↓↓↓ 応援のポチッと、お願いします。
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