「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
ANZUCCI WOOD WORKS
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2008年04月25日
[ 12:59 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 二日目の様子です。
 お施主さんのあいさつから始まり、社長・設計・棟梁がこの家の思いをはなし、お神酒で清めました。
DSCN2609.JPG
 
屋根の断熱材を敷くところから始まります。 
DSCN26112.JPG
ネオマフォームの30mmを屋根一面に敷きます。一面に敷くことで熱橋(熱が伝わるところ)をなくします。
その上に垂木を長いビスで母屋まで打ちます。
DSCN2629.JPG

DSCN2621.JPG DSCN2622.JPG
断熱材と垂木の間は通気層です。 通気層にねずみなどが入らないようにステンレスの網を貼ります。
 
DSCN2617.JPG
破風や鼻隠しを取り付けるところです。
さしがねで印を付けている 棟梁Tさん。
DSCN2618.JPG
 
DSCN26312.JPG
野地板を貼り、アスファルトルーフィングを貼って一日の仕事が終わりました。

親戚の方も応援にいらしてくれて、2階の貫を入れたり野地板を切ったり手伝ってくださいました。
手前が会長と親戚の方お二人。
DSCN26242.JPG
 
その後・・・ 屋根瓦を葺き、竹小舞が編まれました。
yanekabe.JPG
 
そして・・現在は、土壁の外部側が塗られ、2週間ほど乾かします。
08.4.22-3.JPG 08.4.22-2.JPG
 
08.4.22-1.JPG
 
こうして建て方・上棟の二日間がおわり、次の工事へと移っていきました。
今後も少しずつお伝えしていきたいと思います。 m
 

2008年04月21日
[ 10:17 ] [ 01.いろいろ ]

2008420.JPG

 先日の日曜、犬上ダムの方面へサイクリングに行ってきました。
 先々週は、運悪くタイヤのパンク(自転車に乗り始めて2回目)にみまわれ途中で引き返してきましたが、今回は、天気の方は曇り空でしたが、ちょうど桜が満開で大変きれいでした。
このあたりは、山間部の為平地より2週間ほど満開の時期が遅れます。(T.O)

2008年04月18日
[ 09:17 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

以前より「築50年の家の解体」「基礎工事」
などでご紹介している東近江市のK邸が先週 上棟しました。
タイトルにも書いているように、このお宅は狭い路地の奥にあり、レッカーが使えないので、昔ながらの大工の力による手組みで建てられました。
5寸角(15cm×15cm)の通し柱があり(写真左右両端の長い柱)、
せいの大きい胴差しを担いで上げる。
組んでいく順番があるので、みんなで声をかけながら あっちへ振ったり、こっちへ振ったりして組んでいきます。
 
DSCN2572.JPG
 
1階の管柱を通し柱の間に立て、胴差を乗せて通し柱をつないでいきます。
大工のMさんが必死にかついで上げている様子がわかります。
DSCN2580.JPG
 
胴差を上からかけやでたたいて納めます。
DSCN2584.JPG
 
2階の桁は金輪継ぎ(かなわつぎ)です。
DSCN2588.JPG
 
どんどん組みあがっていきます。
DSCN2594.JPG DSCN2600.JPG
 
棟が上がりました!!
かっちりと組まれた木組みが堂々として立派な家が建ちました。
DSCN2603.JPG
 
屋根の化粧野地板を張って 一日目終了です。
DSCN2604.JPG
 
いつもと違う手組みの家ということで、大工さんも筋肉痛になるくらい大変だったと思います。
お疲れさまでした。
 
私は初めて棟上に立ち会ったのですが、大工が手仕事で仕上 組まれた木組みが、しっかりとしていて 木造は地震に弱いという一般的に思われていることが そうではないという事を、改めて自分の身体で実感できました。
それと、大工さんみんなで声をかけあい、協力して組んでいく姿はとても楽しそうでした。 m-!-m

株式会社安土建築工房