以前より「築50年の家の解体」や「基礎工事」 などでご紹介している東近江市のK邸が先週 上棟しました。 タイトルにも書いているように、このお宅は狭い路地の奥にあり、レッカーが使えないので、昔ながらの大工の力による手組みで建てられました。 5寸角(15cm×15cm)の通し柱があり(写真左右両端の長い柱)、 せいの大きい胴差しを担いで上げる。 組んでいく順番があるので、みんなで声をかけながら あっちへ振ったり、こっちへ振ったりして組んでいきます。 1階の管柱を通し柱の間に立て、胴差を乗せて通し柱をつないでいきます。 大工のMさんが必死にかついで上げている様子がわかります。 胴差を上からかけやでたたいて納めます。 2階の桁は金輪継ぎ(かなわつぎ)です。 どんどん組みあがっていきます。 棟が上がりました!! かっちりと組まれた木組みが堂々として立派な家が建ちました。 屋根の化粧野地板を張って 一日目終了です。 いつもと違う手組みの家ということで、大工さんも筋肉痛になるくらい大変だったと思います。 お疲れさまでした。 私は初めて棟上に立ち会ったのですが、大工が手仕事で仕上 組まれた木組みが、しっかりとしていて 木造は地震に弱いという一般的に思われていることが そうではないという事を、改めて自分の身体で実感できました。 それと、大工さんみんなで声をかけあい、協力して組んでいく姿はとても楽しそうでした。 m-!-m
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