「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
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2008年11月13日
[ 09:47 ] [ 02.チルチンびと仕様の家づくり ]

チルチンびと地域主義工務店(関西)の構造建築塾に参加しました。
講師は(有)山辺構造設計事務所の山辺豊彦さん。
 
yamabesan081112.jpg

著書:「絵解き・住まいを守る耐震性入門 地震に強い木の家をつくる」
 
法改正によるこれからの構造設計の流れや、
基礎・地盤・耐力壁・接合方法・床組についての分かりやすい説明、
大工塾の取組や実験住宅の紹介などもりだくさんの内容でした。
 
大工塾では実際につくっている仕様で原寸の試験体で実験を行い、データを取るほか、
数値だけではなく、破断状況をみることで造り手の目で構造性能を知り、
改善点や設計上の留意点について考えていくそうです。
 
姉歯さんの一件以来、建築基準法は厳しくなるばかりですが、その内容は
本当に良い仕事、体にも環境にも安心な家を提供するために考えられたとは
正直考えにくい面も多々あります。
ただ、木の家の作り手も漠然と「木の家はいい」というだけでなく、
具体的なデータと確信をもち、それを住まい手にわかりやすく伝える
努力は怠ってはいけないと思いました。yy

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