チルチンびと地域主義工務店(関西)の構造建築塾に参加しました。 講師は(有)山辺構造設計事務所の山辺豊彦さん。
著書:「絵解き・住まいを守る耐震性入門 地震に強い木の家をつくる」 法改正によるこれからの構造設計の流れや、 基礎・地盤・耐力壁・接合方法・床組についての分かりやすい説明、 大工塾の取組や実験住宅の紹介などもりだくさんの内容でした。 大工塾では実際につくっている仕様で原寸の試験体で実験を行い、データを取るほか、 数値だけではなく、破断状況をみることで造り手の目で構造性能を知り、 改善点や設計上の留意点について考えていくそうです。 姉歯さんの一件以来、建築基準法は厳しくなるばかりですが、その内容は 本当に良い仕事、体にも環境にも安心な家を提供するために考えられたとは 正直考えにくい面も多々あります。 ただ、木の家の作り手も漠然と「木の家はいい」というだけでなく、 具体的なデータと確信をもち、それを住まい手にわかりやすく伝える 努力は怠ってはいけないと思いました。yy
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