「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
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2011年03月04日
[ 15:30 ] [ 09.通り土間のある家 ]

『通り土間を通る家』の土間には、『蓄熱式』のストーブが設置されます。

  20110304sutobu1.jpg フィンランド UuniSepat社 『NOVA』 
 
これを二日間、体験できることはとても楽しみです。  
晴れてほしいけれど、ストーブの性能がわかる程度に寒い日であってほしい・・・
わがままなお願いをしてしまいます。
 
  
 
『薪ストーブ』と聞いて一般的に思い浮かぶのは、鋳物や鋼板製のものです。
これは基本的に、火を『焚き続けるストーブ』で、火を眺めたり、調理できたり
火を積極的に楽しみたい人に魅力のある機能が付加されているものが多いです。
安土建築工房のお客様の、ストーブユーザーのほとんどがこちらです。
↓↓↓
0902013masyumaro.JPG
 
  
では、蓄熱式とは何かというと、火を『焚き続ける必要のないストーブ』です。
短時間で短い薪を一気に燃焼し、蓄熱するので、一日に数回しか火をくべません。
薪の量が少なくてすむ事と、ジワジワと蓄熱した柔らかな暖かさが特徴です。
昔から寒さ厳しい国で、少ない薪で快適に暮らす改良が重ねられてきたものだそう。
趣味のストーブというより、暖房設備としての機能性を追及しているような印象です。
 
どんな暮らしか、優先順位により、その人に合ったストーブのかたちも違います。
興味のある方はおいでになって、まずは体験してみてください。
  
 
おまけ
091109petika4.JPG
ファブリカ村のペチカも蓄熱式のひとつ。
耐熱煉瓦に蓄熱し、手で触れることのできる温度の壁がやんわりと放熱します。 
ペチカのベンチに座って壁にもたれてのんびりすると、肩こりも小さな悩みも飛んで行きます。
こちらも寒いうちにぜひお楽しみください。yy
 
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3月12日(土)13日(日) 10:00~17:00
通り土間のある家 完成見学会 
滋賀県彦根市高宮町
詳しくはこちら
 
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